入学案内 看護師になるためには

看護師は国家試験資格です。看護師を養成するための専門教育を受けた者に対し、看護師国家試験を受験する資格が与えられます。
この試験に合格すると、厚生労働省より看護師免許が交付され、〝看護師〟が誕生します。
受験資格を得るためには医療・福祉・保健における様々な分野のことを学ぶ必要があります。看護学校には高校卒業後に進学する大学・短大・専門学校と、中学卒業後に進学する5年一貫看護師養成校があります。 本校は専門学校(3年制)です。

看護学校で勉強すること

看護学校で学ぶこととはいったいどういう内容でしょうか?

看護学校で学ぶこととはいったいどういう内容でしょうか?
まず授業は大きく分けて座学と実習に分けられます。座学は看護に必要な知識を得るための講義です。実習は、座学で学んだ知識を実際の現場(臨床)で実践します。
人の命に携わる看護の仕事は専門的知識と技術はもちろんのこと、より良い人間性も求められます。学校はそのための教養を身につける場でもあります。
では実際に何を学んでいるのでしょう。

基礎分野

看護の基礎となる一般教養科目です。人や社会についての理解を深め、コミュニケーション能力や思考力、主体的な行動や判断ができる能力を養います。
主な科目は論理学、哲学、情報科学、人間関係論、環境学、倫理学、宗教学、生活健康科学、家族社会学、教育学など

専門基礎分野

人体の構造とはたらきや、病気の成り立ちや回復の促進などを学び、看護の基礎能力を身につけます。また人々の生活を支えるための社会資源を活用できるよう知識や制度を学びます。
主な科目は解剖学、生理学、栄養学、生化学、疾病治療論(病理学、薬理学、各論など)、公衆衛生学、関係法規、社会保障制度など

専門分野

看護に必要なより専門的な知識と技術、赤ちゃんからお年寄りまでの幅広い年齢層における特徴やケアの仕方を学びます。臨地実習では看護の実践方法、根拠となる専門知識、技術を学び、実践力を身につけます。
主な科目は基礎看護学、母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学、地域・在宅看護論、看護の統合、臨地実習など

専門学校で学ぶ

学ぶ期間は3年間。卒業後、即戦力として活躍できるよう、看護師に必要な実技や実習に絞ったカリキュラムが用意されているので、効率的に学ぶことができます。また国家試験対策も丁寧でしっかりとした対策もとられています。看護になるためのスキルを最短で身につけて、早く現場に出たい方にはお勧めです。
また授業料等かかる費用についても、比較的安く、3年間なので大学等よりも抑えられます。

看護師を目指す方へ

看護師を目指そうとする人、大歓迎です。ぜひ看護職の仲間になって下さい。

保健師、助産師、看護師は看護職に入ります。保健師、助産師は、看護を学んだあと勉強するシステムになっています。(大学、統合カリキュラムを採用する専門学校は除く)

当校は、看護科卒業のあとキャリアアップのための助産師養成の学科を併設しています。
看護職は現在の就職難の時代にあっても将来役立つ国家資格です。何十年もその資格で仕事につくことが可能です。(もちろん日々学習は必要)また現代の少子高齢化社会において育児、高齢者の看護等、需要は多く活動の場も病院、診療所などの医療施設だけでなく、在宅、老人施設など幅広く働く場所があります。

看護の学習は、人体の構造から病気の診断治療の援助(診療の補助)をはじめ、人々の日常生活の援助(食事、排泄、清潔、睡眠などの援助)のための科学的な援助方法を身に付ける学習を行います。約2/3は知識、1/3は実践のための学習(実習)です。

人間を相手にする仕事ですので、人が好きな人でないと出来ないお仕事です。人の信頼を得るための勉強はとても大変です。
3年で看護師になるための勉強はかなりハードなものがあります。体力、気力、知力が要求されます。

亀田医療技術専門学校

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