キャンパスライフ 看護学科 社会人学生座談会

社会人から看護師を目指して、勉学に励んでいる皆さんに、看護師を目指したきっかけや学校選び、勉強や費用のことなどをお話ししていただきました。

看護師を目指したきっかけ

司会: 皆さん、社会人として働いていたと思いますが、その仕事を辞め、看護師になろうと思ったきっかけは何ですか。

S.T: 今までは物を作る仕事をしていて人と関わる機会もありませんでした。でも、働く中で自分は人と関わることが好きかなとの思いがあって。お給料が安定していて、世間的にもしっかりした仕事だと思ったこともあり看護師を目指すことにしました。

K.K: 前職は精神疾患や障害を持った方のサポートを行う仕事をしていました。利用者様との関わりや、勉強会に参加する中で、支援には正しい知識・技術が必要だと考え、もっと人の役に立ちたいと思ったことがきっかけです。

Y.M: 私は接客業で20年ぐらい働いてきました。震災や台風被害の時は、経済を回そうと頑張ってきましたがコロナ禍でステイホームになってしまい…働くこともできず、私にはできることが無いと感じてしまったんです。そんななか医療従事者の方が一生懸命働いているのを見て私にやれることがあるなら手伝いたいと思って飛び込みました。主人や子供も「すごいね、やってみなよ」と言ってくれましたし。災害ボランティアをやってみたいとい気持ちも前々からあったんですが、今までは仕事もありできませんでした。看護師を目指すと決めた時に、看護師になればボランティアに行っても役に立てると思い、線でつながった気がして、看護師になるぞという思いが強まりました。周りの人もお前ならできるよと言ってくれ、私自身もできるかもって(笑)。

O.N: 私は貿易書類を作成する事務をしていました。働きながら入院中のお子さんに読み聞かせをするボランティアに参加していて、お子さんと関わる中で看護師になりたいという思いが沸いてきました。

どうやって亀田医療技術専門学校を知ったか

司会: どのようにしてこの学校を知りましたか。

Y.M: 看護師を目指そうとした年齢が40歳でした。インターネット等を見ていましたが、年齢制限がある所もあり、限定されていた中で学校を探し、そこで見つけたのがここです。

O.N: 私は亀田総合病院がテレビに出ていて。初めはその病院で働きたいと思って調べたら、看護師という職業も視野に入り、ここに専門学校があることを知りました。コロナ禍で子供との関わりがなくなり、看護師になりたいとの思いも強くなっていたので、ここだ!と思い、亀田しか考えていませんでした。

K.K: 私は千葉市で働いていましたが、もともとは房総出身です。亀田病院で生まれているので、敷地内に学校があることを知っていました。亀田病院はいろんな診療科もありますし、最先端の技術を学ぶなら、連携している学校が良いだろうと考えました。

S.T: 看護師になろうと考えていた時に、知人がこの学校を勧めてくれたんです。かかりつけの医院の人がここは良いと言っていたので良いところなんだろうと思いました。

なぜ専門学校に、また亀田に決めた理由は

司会:看護師になるためには、専門学校と大学がありますが、なぜ専門学校にしましたか。 また数ある学校の中から本校に決めた理由は何でしょうか。

S.T: 専門学校3年と大学4年間では1年違います。少しでも早く働きたいと思っていたので専門学校にしました。

K.K: 私も少しでも早く看護師として働きたいと思っていました。また経済的にもアルバイトをせずに頑張りたいと思っていたので、専門学校を選択しました。

O.N: もちろん金銭的な面も考えましたが、私はマイペースなので初め大学の方が良いかもと思っていたんです。しかし大学のOCに行った時に、保護者と間違えられ、社会人を受け入れるシステムが無いというか整っていないのかなと感じました。その点、ここのOCは学校の雰囲気もよく、社会人の先輩にもお話も聞けたので安心し、ここで学びたいと思いました。

司会: 新卒の場合、専門か大学かというと学歴もあり経済的に大丈夫であれば大学を選ぶことも多いのが現状です。社会人の方は自立していることもあるから、短い年限で資格を取れるということと、学費がかからない方がいいという考えもあるかもしれませんね。

Y.M: 私は年齢もあるので専門学校に初めから決めていました。しかし、第一希望として考えていた学校からは40歳という年齢に対して「やっていけますか、大変ですよ」とマイナスなことしか言われなかったんです。その時にこの年齢で看護師を目指すのは厳しいのかなと考えました。でも、亀田では「志が高いですね」と言ってくれ、先生方ともお話がしやすく、学びやすいと感じました。そう言った環境から考えた時にここならやっていけると思いました。そして、学校の雰囲気って外からしかわからないこともあるんですが、その最初の窓口の事務の方々の対応が良かったことなども亀田がいいなというポイントでした。あと知り合いの看護師さんに聞いてみると、亀田は良いよとの声が多く、ここに入ることに希望しかありませんでした。

通学に関して

司会: 高校生のガイダンス等に行くと通える範囲で探しているという人が多い印象です。家から通いたい学生、通わせたいという保護者が多くいます。皆さんはなかなか自宅からは通えない距離にお住まいでしたが、なぜここを選びましたか。

K.K: 勉強に集中したいと思ったときに、誘惑の少ないところがいいと思いました。実家ではなく一人暮らしをすることで、〝勉強する場所〟と意識が切り替えられるので、この環境が良くて来ました。

S.T: 実家暮らしをしていましたが、一人暮らしをしたい、自立したいと考え、こちらにしました。自分は意志が弱いと思っているので誘惑が多いと遊んでしまいます。ここは誘惑が少ないのがいいですね。また自然が多くて四季が感じられることも良いところです。

O.N: 地元には知り合いに看護師もいるので、先輩・後輩になっても働きにくいと思ったので、地元じゃない方が良いかなという思いもありました。

受験のための勉強は

司会: 学校の勉強から離れていた方も多いと思いますが、どうやって受験勉強をしましたか。

S.T: オープンキャンパスで入試対策を教えてもらえましたので、過去問と合わせて集中的にやりました。やれば合格できると思うので、できないとあきらめない方がいいと思います。

司会: できる範囲の情報収集をすれば、社会人であっても現役の人と同じように頑張れるということですかね。

K.K: 私も過去問と学生募集要項にあったガイドラインを中心に勉強しました。勉強習慣が無くなっており、仕事で疲れて時間が取れないこともありました。そのため、いざ勉強する、というより、勉強道具を持ち歩いて隙間時間に問題や参考書を見ることをしていました。

O.N: コロナでリモートワークになったため、それまでの通勤時間を勉強にあてた感じです。オン・オフをしっかりつけることが大事だと思います。

Y.M: 私も入試対策で教えてもらったところや過去問等をやったんですが、久しぶりに字を書いたのでペンダコができてしまいました。書くのって大変だなと思いました。

O.N: ほんとに普段はパソコンが多かったので、こんなに書くとは思わなかったです。

学費などお金の問題について

司会: 社会人はなかなか親の援助というのは期待できないと思います。費用面で工夫したことはありますか。

S.T: 貯金をしていたので、それを授業料に充てています。また亀田総合病院の奨学金・修学資金で学生住宅代と光熱水費を支払っています。奨学金は亀田で働けば返還免除になりますし、修学資金も借りた年数の倍でゆっくりと返していけると思っています。

O.N: 亀田総合病院の奨学金と専門実践教育訓練給付金で賄えています。

Y.M: この学校で初めて専門実践教育訓練給付金という制度があるのを知りました。かなりの額が戻ってくるので社会人の方は絶対利用した方がいいと思います。

K.K: 訓練給付金の額には私もびっくりしました。ただ、制度がわかりづらく、知らないこともあるので、もっと大々的にアピールした方がいいと思います。

司会: 奨学金制度や訓練給付金をもらえるかどうか調べて、検討した方がいいってことですね。

実際に入学してみて

司会: 皆さん実際に入学して、久しぶりに勉強をしていると思いますが、いかがですか。

S.T: 学んだことのないジャンルの勉強が増えて大変です。やるしかないのが本音です。科目としたらやっぱり解剖をしっかり身につけておくことが大事ですね。どこに何があるかわかっていないと、病気の原因などもわかりづらいので。

K.K: 私も勉強は苦労しました。勉強を習慣づけることが大切です。1年生のころに苦労して身につけたおかげで、2年生になって事前学習などにも適応でき、生かされていると思います。

司会: O.Nさんは栄養士の資格を持っていますが、どうですか?

O.N: 役立っていることがたくさんあります。栄養生化学などの授業はまだ知識が残っていたようで、苦労せずにすみました。

K.K: 2年生になってもまだまだ栄養系は必要になりますよ。

司会: やっぱりストレートの人にはできないことですからね。とても有利なことですね。

司会: また学校生活はどうですか。

K.K: 学校生活では友人のいざこざに巻き込まれることが少ないと思います。適度な距離感があるというか。

O.N: 先生が新卒生と分け隔てなく平等に接してくれるところが良いです。

Y.M: そうそう。ネットの情報だと、「教員は社会人へのあたりが強い」とあって、初めは先生との関わりが不安でした。でもここではそんなこともなく話しやすい雰囲気です。

K.K: 相談しやすい先生が多いですよね。

一同: (うなづく)

K.K: さっきもありましたが、本当に区別なく接してくれます。

O.N: 同級生は年が離れているせいか可愛らしく思います。ただ、若い人と接する機会が少なかったので、どうしたらいいかなと不安もありましたが、グループワークも多いのでなじめているかなとも思います。

Y.M: 私は同級生が子供と同じぐらいの年齢なので、話題などコミュニケーションは取りやすいかな。先輩から掃除を教わったりすることもあり、年齢、学年を越えての輪が広がりやすいとも思います。でも、社会人の場というか、社会人同士が知り合える機会があるといいですね。絆が深まりますし。

司会: 以前は社会人会みたいなものが学生のなかにもありました。今はコロナもありなかなか活動できなくなってしまったようです。

社会人を経験してから入学したことで良かったことは

司会: 社会人を経験したからこその強みってあると思いますか。またそれはどんなことでしょうか。

K.K: コミュニケーションの取り方がわからない、という現役生が多い気がします。社会人を経験していることで、コミュニケーションの基礎はあると思います。実習中にいろんな世代の方と接するので生かされていると実感しますね。コミュニ―ケーションに苦労することなく患者さまとの情報収集につなげられることは現役の方よりリードしている気がします。

S.T: 先生方の思いに気づくというか、わかるという良さがあると思います。

Y.M: そうなんですよ、先生サイドの気持ちも感じるので真面目に授業を受けられるというか。新卒で入ったら、こんなに真面目に受けなかったと思います。

O.N: 思っていたイメージと違うと心がポキッと折れてしまうこともあると思います。仕事がうまくいかないことも多くあったので、折れない精神的な強さを持っている気がします。また、ここから新たな道というのも難しいので、頑張ろうと思える気がします。

司会: たしかに道を変えなくても良かったところ、自分で選んだ道なので、逃げ道がないともいえますよね。そのためにあきらめない強さというかあるのかな。

S.T: うまくできない自分に挫折しがちだと思うんですけど、社会人時代にできない自分を味わっているので、そう簡単にあきらめないで続けることができるのが強みかなと思います。

司会: 思い通りにいかないこともある中で、やっぱり社会人の強さってあるんですね。

看護師を目指す方へのアドバイス

司会: 最後に、皆さんと同じように社会人経験を経て、看護師を目ざそうと考えている方にメッセージをお願いしいます。

Y.M: 専門実践教育訓練明示書っていうのがあるんですけど、受講修了者の講座評価があるので、見てみるといいと思います。講座が役に立つ、役に立たないというようなことが載っているので参考になるかなと。結構シビアに書かれていますよ。

O.N: 人生一度きりなので自分が進みたいと思った道に直感を信じて進んでもらいたいです。迷っている時間がもったいない。合う、合わないはそれからでも遅くない気がします。まずは飛び込んでみることをおすすめします。

K.K: 一度仕事を辞めて学生をすることは、年齢や費用など不安は多いと思います。入学当初は悩むことも多かったですが、違う年齢の方と接することや、先生方のサポートなどにより価値観や考え方が広がったと思います。学校選びでは通いやすさ、係る費用、国家試験の合格率など自分が求める条件を先にまとめてみると、志望校を探しやすいと思います。

S.T: 少しでも看護師をやってみたいという気持ちがあるならやってみるのが良いと思います。やりたい気持ちがあるのにやらないのはもったいない。案外入ってみればなんとかなります。ぜひ、看護師を目指してください。

司会: やっぱり皆さん自立していますね。やるぞと決めてやっているので、やっていこうという強い気持ちを感じます。もちろんいろんな大変なこともあると思いますが、前向きにやっている気がします。負に捉えずに、良い方に捉えるほうが良いことをわかっていますね。捉え方を工夫してやっているのはさすが社会人経験者だと思います。ぜひ看護師になって頑張っていただきたい、応援しています。

2年生 K.K(26歳)
千葉県出身
2年生 S.T(24歳)
東京都出身
1年生 O.N(38歳)
神奈川県出身
1年生 Y.M(40歳)
千葉県出身
オープンキャンパス 資料請求

亀田医療技術専門学校

  • 〒 296-0041 千葉県鴨川市東町 1343-4
  • TEL:04-7099-1205 / FAX:04-7093-4399
  • school@kameda-i.ac.jp